ライ角の違いを試してみました。

PINGではカラーコードという12種類の異なるライ角の中から自分にあったクラブを選択することができます。
ドライビングレンジでふと気になったので、

PING ZING Iron R0011885

ほぼ同一のロフトでライ角違いのクラブを打ち比べてみました。

使用クラブは以下の4本。

1.Tour-S Wedge50改52
シルバードット ←3.75°アップライト (シャフト1/2インチ延長)
2.EYE2
シルバードット ←3.75°アップライト (標準シャフト長)
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3.ZING「S」
黒ドット ←標準 (標準シャフト長)

4.ZING「S」
赤ドット ←0.75°フラット (標準シャフト長)
の4本で打ち比べて見ました。

ちなみにPINGのフィッターの方が選んでくれた私のカラーコードは「シルバー」ですので、私にとってはシルバーが標準ライ角で、黒や赤はフラットという事になります。
角度的にも-3.75° -4.00° ですから、こりゃーもー超フラットなクラブ!

ちょうどドライビングレンジの打席がグリーンが真っ正面だったので、ピンを狙って弾道違いと球のバラツキを見てみました。

ショートクラブなので、「あまり差は出ないかなー」と思って始めたのですが・・・

「シルバードット」はすべてピン正面およびピン左側に落下。
「赤ドット」「黒ドット」はすべてピン右側に落下。

「シルバードット」はピン周辺にまとまっているのに対し、
フラットクラブ群はかなりバラツキがあります。横方向もそうですが、むしろ前後のバラツキが目立ちます。

しばらくフラットなクラブで「あーでもないこーでもない」とやってみたのですが、ピタッと来ず、うまく打てません。
試しに、ジャイアンの赤ドットなK15を打ってみたりもしましたが、同様な傾向でしたので、やはり私的に標準なアップライトライ角の方が安定性が高いようです。

また、気になったのが、打球のサイドスピン。
フラットライ角は意識して丁寧に打って、見た目はストレートボールでもサイドスピンがかかってしまい、グリーンに乗った後、ボールがまっすぐ戻らない。
アップライトライ角のものは適当に打ってもきれいにまっすぐスピンがかかり、スッと戻ります。

やはりライ角が体格やスイングに合わず、
ソールの抜け や インパクト時のクラブ挙動
影響が出ていると推察できます。

 

シルバードットを使っていると球筋的にはすべてドローで、右に行くことは有りません。 シャンク除くwww
「それはフックじゃね!」と思うこともありますが、ライ角をフラットなもので(ブルードット以下)シャフトの短いクラブになると、スライス傾向が出始めます。

私の身長は176cm。
ゴルフシューズを履いた時の床から手首までの長さが35inch(88.9cm)ちょいですので、今時の普通の人です。
PINGのカラーコードチャート上だと「イエロー」(1.5°アップライト)か「グリーン」(2.25°アップライト)。
実際にはさらにアップライトで、シャフトも長いものを使っていますので、イレギュラーかもしれませんが、
もっと背の高い人もたくさんいますので、そういう人達が、やれレガシーだの、バーナーだの、AP1だと言ったところで、
日本仕様を吊しで買うと、カタログを見る限りライ角がシャフト長が適正でない可能性が非常に高そうです。

まとめられなくなったので終わり。

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