チップの話(余談)

日本の皆様にはあまり関連のないポストですが、
先日1つ先のパーティのゴルファー(日本人)が、キャディへのチップを
18ホールで500バーツ
バーディー1つで200バーツ
パー1つで100バーツ
という状態でラウンドしていました。(数日間連日とのこと)
おまえは王様かっつーの

まーこればっかりは個人の自由なので、文句では無いのですが、(ホントはすこしあるww&バカなヤツと思っているwww)

キャディーフィーが200~250バーツのコースでそれを遙かに上回る金額のチップをあげるのはいささか疑問です。
先日も偶然一緒になった現地のお医者さんとラウンド中チップの話になったのですが、
キャディフィーが200バーツだとすると
基本が50バーツ
とりあえず仕事をしたら+50で100バーツ
よくできたらさらに+50で150バーツ
気に入ったらさらに+50で200バーツ
だろうねー
と言ってました。

「まさかおまえあげすぎてないだろうなー」

などとも(笑)
自分だけの飛行機を持っているグループ企業のトップのオジサンも
やはり同じような事を言っていました。
だめだとあげない時もあるようです。
この辺はどんな現地の方も総じて同じです。
日本の有名無実の身分法と異なり、しっかりと身分が分かれている国ならではの出来事ですが、
共通しているのはチップはあくまでチップなので、フィーを上回る金額はおかしいということです。

確かにチップじゃないもんね。
外国人で言葉が通じない&一見さんである事で踏まえても300バーツ程度が上限ではないのかなー

もっともバンコクやチョンブリあたりだと、
すでに日本人が500バーツ以下のチップだと「ちっ!このケチ野郎が!!」と唸るキャディもいるようですが、
習慣からくる勘違いですね。

チップも物価や経済の動きと共に徐々に上昇していくものでしょうから、10年前と比べることに意味は無いのかと思いますが、その時節にオプティマイズできない行為は経済観念の乏しさを表しているような気がします。
凋落する日本を表し、それを感じられない日本人のショボイところを垣間見てしまったようで、なんとも複雑な気持ちでした。10年後にはマジでちょー貧乏な国もしくはおいしい部分はすべて外国人と一部の人間のみが独占して、1億全員乞食な可能性が相当高いのにね。

あ、もっともその事を自慢げに吹聴した私のキャディには
サクッと200バーツあげて「またあしたーねー」と言って帰ってきましたけどねwwww
バックステージをエピローグ的に妄想すると、必要以上のお金をキャディにあげても家に戻って近所一同を含め、大盤振る舞いのどんちゃん騒ぎをして次の日仕事に来れない等のエラーの要因になるか、無職の旦那に上納orカツあげされ旦那が博打や愛人系で暴発し、謎の負債や家庭不和を作るかってなパターンもあり、結構な確率で彼女たちにとっても必ずしも良い結果を生まないと思われます。 (堅実なファミリーもちゃんとありますが・・・・ほとんどは・・・・)

でもでもでも、あげるのは自由ですので、それをダメだと言っているわけではありませんので悪しからず・・・・ 

<追記>
先日、チェンマイエリアの労働最低賃金が大幅に引き上げられました。
(1日約300バーツ)
物価や実質生活コスト等を鑑みた値だと思われます。
私自身は、1ラウンドのチップ下限を300バーツに変更しました。
(18Hラウンドし場合には最低300バーツ。9Hだったら200バーツ的に渡しています)

<2013年1月現在>

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