タンブン ทำบุญ

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外資の企業に勤めるタイ人が、ノルマ達成で、いわゆるインセンティブとして、20000バーツがもらえるので、協力してくれという事だったので、微力ながらもお手伝いすることに・・・
基本給のほぼ1ヶ月分ですから、彼らにとっては大きな収入になるのかなー?と想像しつつ、「貰ったら何買うのー」と尋ねると・・・
全額タンプン(ทำบุญ)するとの事ww
理屈としては、
生活に必要な毎月のお給料以外に臨時収入が有った。

が、自分自身の身の丈にあった生活には余剰なモノである。

タンブンして、世に善行をする。
ってところです。

日本人的感覚だと、それならインセンティブいらなくね。
と、言うのがかなり本音なのですが、努力をして得たモノを世に還元するというところがポイントのようです。

タンブンは辞書を見てみたりすると「徳を積む」と記載されていることが多く、タイを始めとした小乗仏教国の人々には非常に大事な行為であると言えます。(日本は大乗仏教w)
お坊さん(お寺)に金品を献上することで、善行をしたという事になるのでしょうかね。繰り返していくことで、豊かな人生を過ごしていけるというロジックの行為でしょうか・・・・
私的解釈はお寺に金品を献上すると、行為に見合ったポイントがもらえて、現世や来世のクリティカルな出来事に備える事ができたり、ためることで、幸せになれるというライフマイレージってとこでしょうかね。どのくらい貯まったか解らなくて、いつ使ったのかも解らないっていうのが、非信仰者の視点から理解するのは厳しいですけどね・・・
(まーお金を払って、誰かが捕まえた鳥や魚を逃がしてあげたりすることが徳を積んでいるとは思えませんが・・・笑)
個々の行為はともかく、彼らのお坊さんやお寺への信心や、仏教をベースにした言動や生き様は包括的には美しく映ります。私がこの国を好きな理由の1つかもしれません。

一方で、

「イタリア人の恋人に自分名義で800万バーツの家を買わせてすぐ別れた」

等の行為はタンブンの概念とどのように折り合いを付けているのでしょうかwwww
(これはタンブンの話をしたタイ人の親友がつい最近サクッと行った行為)

積み上げたポイントなんか余裕で吹っ飛んでるから・・・w
間違いなくマイナスだよ!

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