カオマンガイのお値段

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<カオマンガイ(蒸し鶏ご飯?)>
近所の定食屋で朝食。
写真のカオマンガイやクイッティオガイ等の鶏が評判のお店です。
しばらく不在にしていたので、「あれ?いつもどってきたの?」「ご飯?麺?」と軽い感じで会話が進みます。
(鶏肉であるということは前提なので単語に含まれません。)
このライト感よいですよねー

「ご飯で」とお願いしたので、
カオマンガイ 2皿(盛りが少ないので1つだと物足りない)
スープ
タレ・唐辛子・ショウガ
ビール
が出てきました。
それにしてもタイ人は顔やオーダーを覚えるのが得意ですよね。

全般的にお気軽なタイの食事ですが、結構な勢いで経済成長しているだけにインフレーションが進んでいます。
庶民の食材もその影響をかなり受けていて、お米を始めとして週毎にジワジワと値を上げているイメージがあります。
ここのお店も半年ぐらい前にカオマンガイが30→35バーツに値上がりしました。
カオマンガイは定食でも値段の高いメニューですが、ここ数年で約2倍近く値上げされていることになりますね。
今後、より円安が進んでくると日本円ベースで生計を立てている人達には安いという感じでは無くなってくるでしょうね。
もっともタイ人的には手にする給料もベースアップされてきていますので、実体経済が好調であることの証であるとも言えます。

初めてタイに来たのが15年前。物価や経済感覚は我々日本人と大きく乖離したものでしたが、現在は同等かそれ以上になりつつあります。ロングステイの地として人気のあるチェンマイも、タイがこのまま成長を続け、凋落の日本経済をキャッチアップしてくると、賃貸不動産に居住し、現地で所得を得る手段を持たず、日本からの年金のみで、カツカツのステイしている方々はあと10年もするとかなり厳しい状況になるかもしれません。現時点でビザをホールドするためのデポジット確保で難渋していたり、観光ビザでグレーな状態な方々は、今のうちに日本に戻って終の棲家を確保したほうが無難でしょうね。そう遠くない将来、タイ国内に十分な資産を保有していない外国人を排除する方向に施策を転換する時期が来るはずです。

まーカオマンガイの値段だけで断定するのはかなり乱暴ですが、端的に「日本が上」という印象は感じなくなってきている昨今です。

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