クッシンインサート CUSHIN

CUSHIN
今回はウエイト効果を主目的で入れてもらったクッシンインサートですが、本来はインパクト時に発生する衝撃・振動をコントロールするパーツとなります。
オーダー時のシャフトオプションとして設定されており、標準シャフト以外でもほぼすべてのスチールシャフトに挿入が可能となっています。(組み上げ後の装着は不可)

使って見ると・・・

フェイスとボールの接触時に「カッ!」と一瞬停まるような感じがあります。
(インパクトの瞬間に伝わってくる振動がカットor低減されているからでしょうか?)
お高いグラファイトシャフトのインパクト感に似ている気もしますw
PING社ではスイング中の不快な振動をカットするという表現をしておりますが、正にそんな感じです。

結果、インパクトタイミングがとりやすくなった(リズム感が良い)ことと、インパクト以降のフィニッシュに向かってのクラブの動きに安定感が出た気がします。

シャフトとしては、スイングやインパクトによって生じた応力がインサート部に集中するせいか、インサート無しのシャフトと比べると「しなり感」というか「粘り感」の様なものを感じます。Z-Z65の場合は軟かくなったというかお上品になった気がします。

人間の振動覚というのは鋭く、その認知から運動へのフィードバッグは刻々と高速処理されていきます。
スイング中にクラブから発生する振動を仔細に捉えているはずですので、それに対しての反射運動が出現していると思われます。
ショット時の振動を選択・軽減することによって「スイングミス→ショットミス」の確率を低減させるという考え方は面白いです。
また振動自体は機械的外力ですから生体に伝えられます。
長期的にはその反復刺激が骨や筋、関節への疲労やダメージとなります。
ラウンド中のスイングに影響が出てくるかもしれませんし、長期的には関節や筋損傷等につながる可能性もあります。
この辺りを考慮してグラファイトシャフトへの切り換えるツアープロもいるぐらいなので、我々アマチュアも無視できない問題といえます。とはいうものの打ち味のしっかりとしたAD-115等のグラファイトシャフトを組むのはなかなか難しいと思いますので、そういった観点からもこのクッシンインサートというのはおもしろいオプションパーツといえます。

私の場合オーバーユースからくる慢性的な外側上顆炎が気になっており、サポーターを常用しておりますが、クッシンインサートを挿入した2代目S56を使い始めてからは肘の症状も認められず、サポーターも使っておりません。
連続ラウンドではどうなのかはこれからの検証となりますが、ドライビングレンジでかなりの数を打っても問題ありませんので効果は得られていると思われます。

地味なオプションではありますが、クッシン有り無しの同一シャフトを打ち比べるとその違いがはっきり在る事と、スイングやショットに対してはプラスな効果を得られると感じています。
お勧めです!!

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0 Responses to クッシンインサート CUSHIN

  1. hrglss says:

    クッシンよさそうですね。
    一年以上前に発症したばね指がまだ完治してないので検討しますかねぇ。とりあえずまだ先ですがアイアン買い替えのときは入れる方向で。
    衝撃対策にならないものかと重めのカーボンは去年イロイロ試打しましたがいまいち合わない感じだった(うえにお高い)ので諦めたんですが・・・

    • CNX41 says:

      こんにちわ
      ばね指は微妙に治らないと落ち着きませんよね。
      ゴルフをしている以上は・・・ってところもあって悩ましいところですね。

      そうなんですよね、カーボンもそろそろな時代に突入していると思うのですが
      AD-105だとかATTASのTourIRONなんかも早速打たせてもらったのですが、
      この感じでこの値段?とか考えてしまうとちょっと費用対効果が・・・
      (というかスチールの方が良い気がして・・・www)
      ATTASのSPINWEDGEというウエッジ専用シャフトはちょっと今ハートマークが点灯しています。
      クッシンインサート是非お試しください。

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