Z-Z65で組んでもらった2代目Anserにも大分慣れてきました。
ウエッジと同様にクラブの総重量が全番手で上がっていますので、最初は違和感がありましたが、
すぐになれました。
少々気にしていたフレックスですが、硬さは全く感じません。
good フィーリングです。むしろTFC615の時よりも軽くコンパクトに振れているイメージがあります。
計測上、4Iでのフルスイング時のヘッドスピードが41~42ぐらいでもきれいに打てています。
フレックス的にはAWTのX よりも硬いそうなので、なんか打ち比べて見たいなーと思うくらい、良い感触です。
TFC615はフルスイングすると、球はすべてドロー。ちょっとすると引っかけてフックしてしまいます。
弾道も高くなりすぎてしまい、コントロールが出来ない上、飛距離もストレートボールとドローとの差がかなりあり、コースマネージメント的にはダメな状態でした。
Z-Z65ではまだラウンドしていませんが、球筋はドロー~ストレート(レンジボールではドローです)で振れ幅は狭く安定しています。タイミングも取りやすく、ヘッドが軽く抜ける印象を強く感じます。
インパクトから球の離れもダイレクト感があり、コントロール性は高いのかなーと思います。
弾道は高い気もします。
飛距離はカーボンと比べてほとんど変わらない気がします。逆にミドル~ロングアイアンなんかは打ち込める様になったので、結果的に飛んでいるような気がします。(ラウンドしてみないとわかりませんが・・・・)
大きくは「グラファイト → スチール」への変更という部分での変化で、シャフト固有の特性ではないとは思いますが、Z-Z65への変更は良好な結果を得ることが出来ています。
私自身は体力・筋力的には決して「ある」とは言えず、むしろ「無い」側に近いわけですが、それがクラブ重量やシャフトフレックスを決めるわけではないという事を改めて認識することが出来ました。
1代目のAnserから2代目への移行の過程で感じたのは、ゴルフ人口の大半を占める「おじさん~おじいさん」の方を中心にマーケットが動いている事もあり、「そんなに年では無いけどアスリートでも無いし・・・」的な人達がメーカーや雑誌の都合という罠で、必要以上にアンダースペックなクラブに誘導されている気がしました。
15年前はダイナミックゴールドが「普通」なシャフトだったのに、今では上級者向け・重量シャフトという記載になっていたりするのも浦島太郎的には不思議ではあったのですが・・・・
「道具は常に最新・最高」という考えには大いに賛成ですが、自分にとってオーバースペックであるのか?アンダースペックであるのか?を見極めるのは難しくなって来ているのかもしれませんね。