みなさんも(私もw)気をつけましょう

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ラウンド後、本を読みながら昼下がりのウイスキーの楽しみたかったので、行きつけのレストランに行きました。(14時を過ぎると法律上、お酒が飲めなくなってしまうため。←ここ数日ウイスキー&読書に嵌まっていますww  10冊以上は読んだかな?)

また悪口になってしまいますが、すこし褒めてから落とします。
お店の一角にK国と現地の女性のグループがやってきました。
日本のオジサン達の足下にはまだまだ遠く及びませんが、最近はK国のオジサン達も取り巻きを付けずに、現地調達で若い娘さんを連れ歩くのをよく見かけるようになり、「おー大したもんだなー」と思っていたところ・・・
そのうちの1人の女の子が、突然ガタガタと取り乱し始めました。
詳細は不明ですが、レストランのお父さんの実況中継wでは、「1日幾らならオッケーなんだ?」という話だったようです。
多分、K国の女子大生やOLに定着しているお友達紹介の売春システムに倣った感じのグループだったのでしょう。
(すでにデキてる女の子がお友達を引き合わせるパターンw)
こっちでもK流ドラマや歌などのヒットが後押しして、「英語よりK国語!海外に行くなら絶対K国!」っていう話を聞くことも珍しくありませんので、すこししゃべれるようになったら使ってみたくなるのかもしれません。

しかし、その女の子の取り乱しようはハンパではなく、パニック状態。

あらーと思って眺めていたのですが、読んでいた小説が激しいエロシーンに突入したため、その出来事は遠ざかり、私の意識は物語と融合してしまい途中のやりとりはトンでしまいました。

が、突如「パンッ!」

と乾いた音がして、現実に引き戻されました。

すこし離れたところに座っていたタイ人2人が問題のテーブルの前に立っていました。
1人は胸に略綬がバリバリに付いた制服警官と多分そのお供である私服警官。
私服の警官が拳銃を抜いて連中の1人に向け、大声で何かを言っています。
K国の皆さんも「ポリッスゥー!! ポリッスゥー!!」と騒ぎ始めましたが、その人達がポリスだからね・・・
見ていなかったのですが、威嚇的に発砲したのでしょう。
バンコクでは見たことがありましたが、チェンマイでは初めてみました。

その後、Google翻訳を駆使して(情けない・・・)わいわい盛り上がっているお店のお母さんと近所のオバサンに混ぜてもらったら、「誘拐」(การลักพาตัว)という言葉が出てきました。取り乱した女の子は「誘拐されるぅぅー」という感じで大騒ぎしたようです。
まー多分ただの駐在オジサン達だと思うけどね・・・

しかし、顛末はいかにもタイらしい感じで、女の子達はタイ語のマシンガントークで自分がその場から離脱するための正当性を主張。
おまわりさんも、タイ人からはお金が取れないので、「ふむふむ」と形だけ話を聞いて手をヒラヒラさせておしまい。
そして、K国のオジサンの1人が差し出した名刺を一瞥し、取り乱した女の子と絡み合ってたオジサン1人だけを自分たちの車に押し込み走り去りさっていきました。
ここからは推測の域を出ませんが・・・よく聞く流れだと・・・

警察署に連れて行って拘留風(ほんとに拘留はできないので、部屋に閉じ込めて放置プレイするだけ)

連中が面倒で無いかとかどのくらい取れるかを確認

相手との示談等、なんらかの理由を付けてチャリーン!!

解放

という流れですかねー

経過を見ながら、
私服:「どうします?」
制服:「どうだ取れそうか?」
私服:「どうですかねー?10か20はいけんじゃないですか?」
私服:「とりあえずいっときますか?」
制服:「もめたらおまえかぶれよ!」
私服:「えーマジすか!」
的なやりとりがあったのかと妄想すると、
それはそれでやっぱりタイだなーと感慨深いところではあります。

話を戻しますが、日本では銃火器に非常に厳しい規制がかけられているため、日常生活で目にすることはありません。
が、タイでは警察や軍関係者でなくとも、かなりの確率で車に積んでいたり(ホントはダメ)、さりげなく携帯している人(これも携帯許可がないとだめ)も少なくありません。
銃が好きなお友達のお店のカウンター裏には常になんらかの銃火器が置いてあります。
発砲そのものは珍しくもなんとも無いというのが現実ですので、一見すると30年前の長閑な日本風の町並みや人々の佇まいですが、旅行者の方もロングステイの方も頭の片隅に、その事実は置いておかないといけません。
タイ人同士でも、トラブルが起きても努めて冷静な言動で対処している気がします。
かなり前に、調子扱いた日本のスチュワーデスがタクシーの運転手にぶん殴られましたが、相当酷いことを言ったかしたかしたのでしょう。
被害者面して、「許しても良い」と上から目線でインタビューを受けていたのを今でも覚えていますが、
殺されなくて良かったねーってのが当時の印象でした。
私は典型的な「虎の威を刈る狐」型wのライフスタイルである事や、腕の覚えが無い(笑)ため、大きなトラブルに発展したことはありませんが、転がり方が拙いと大事になったかも?と思うことが無くはありません。
海外で暮らしているという認識をしっかり持って、トラブルを起こさない、巻き込まれないようにしないといけないなーと思いました。

おわり

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