タイ人 ビザ免除 その3

R0015667.JPG
<一雨来て涼しくなりました>

日本における観光目的のタイ人に対する入国ビザ免除ですが、おおよそのタイ人がその話題を口にします。
しかし、全体的な印象としては、観光を目的とできるクラスのタイ人よりもタラート(市場)に一日中詰めて暮らしているタイ人達の方が「日本に行けるぜ!!」という熱を感じます。
「ウチの娘はニュージーランドに仕事に行っている」とか「旦那は今サウジアラビアで働いている」というような話題の対象国に再び、そして突然に日本が躍り出てきた印象です。やはり、「観光」という目的の部分は欠落して「ビザが無くてもいける」という部分のみが一人歩きしています。
経済成長の著しい現在のタイでも、上記タイ人が持つ日本に対するイメージはシンプルで、「チャルーン(発展している)」であり、発展しているのだから、仕事もあって賃金も高いはずだという固定概念が築かれています。

「日本行ける」=「日本で稼げる」

という解釈は誰も口にしませんが、それは当たり前だからというだけな気がします。
日本国内法的には不法就労でも彼らにはその認識がありませんし、オーバーステイも「日本に行く」の中に含まれていると思います。
パスポート自体は書類がそろっていれば簡単に取得できますので、実施と同時にドッと押し寄せてきそうですね。

バンコクでコンルアイ(富裕層)のライフスタイルを模倣したがる、中流生活層の若いタイ人女性を集めてモデルクラブ(日本のイベントコンパニオン派遣会社に相当)を経営しているタイ人等は、日本に連れて行ってパーティー(合コン)を開いて、日本国内で、SPG(サロンパーティーガール)ビジネスを本格化させていくつもりのようです(中東やヨーロッパで非常に活況です)。女王伝説として当該国で「芸能人になった」とか「モデルになった」という撒き餌が欲しいのでその方面にコネクションは無いかと尋ねられました。(もちろん無いです)

いろんな話を聞く中で、不安を感じたのが、知り合いの知り合いの知り合い的なタイ人が、「日本に来たからよろしく」と突発的にコンタクトをしてくる頻度が増えそうな事でしょうか?なんでもコネのお国柄なので、なんでも気軽に相談しあってネットワークを拡げていくのですが、どこまでの知り合いにどこまでテイクケアしてあげるべきなのか?等、匙加減が難しいんですよねー

いっそ積極的にSPGのお手伝いをするべきなのか(笑)

This entry was posted in ChiangMai Life(チェンマイライフ), ダメオヤジな日々. Bookmark the permalink.

コメントを残す